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2008年9月 9日 (火)

共同住宅での自殺

あるサラリーマンの話。

買ったばかりのマンションの隣室で首つり自殺があり
その方はショックのあまりノイローゼになってしまい
その後症状が悪化やがては仕事が出来なくなり退職。

 

その後ローンが払えなくなって結局そこを手放そうとしたのですが、
隣で自殺があったと言うことで中々買い手が付かず
ある買い取り業者が手を挙げたのですが、それではローンの残高は返済できず
売れないまま結局競売にかかってしまいました・・・


やがてその部屋は競売で不動産会社が落札し
自社の社員を立ち退きの交渉に向かわせました。


落札した不動産会社の社員は社長に
とにかくプレッシャーをかけて金をかけずにすぐ追い出せ と強く命令・・・
交渉は難航しました。
最初は居留守を使われたり、話している途中奥さんが半狂乱になったり
子供を泣きの材料にされたり・・・
何度にも渡る交渉の結果、その家族はようやく新しいアパートを見つけて引っ越すことに。


引き渡しの前日
その住人は担当者にアパートの引き渡しが1週間延びてしまった
1週間だけ居住させて欲しいという連絡が。
その部屋はリフォームして賃貸に出す予定でした。
リフォームが入るのは2週間後。


その担当者は住人の事情も知っていたし、立ち退きにもそんなり応じてくれ
ていたので、1週間後なら何とか会社を説得出来ると判断し
それを承諾しました。

ところが不動産会社の社長はそれならば日割りを払わせろと。
150,000円で貸し出すからその1/3の53,330円を払わせなさい。
担当者は何度も社長にそれ位は勘弁してあげるよう懇願しましたが
逆に硬化するだけでした。


翌日、使用料53,330円は住人の名義で支払われ
1週間後に新居に引っ越していきました。担当者の長い戦いが終わりました。
53,330円 何故私がそんなに細かい金額を知っているか・・・


それは私が授業料として会社に支払った金額だからです。
鍵を受け取る際、住人が見せた無念の表情と隣で自殺した人間を
一生許さないという一言が10年近く経った今でも鮮明に思い浮かびます。

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